オーペナにっき!

パワプロのペナントモードについて書きます。

【パワプロ2020】2021年シーズン終了データ能力ランキング(野手編)【ペナント】

0.目次


1.はじめに

先日、Ver.1.16が配信され、選手の能力が2021年レギュラーシーズン終了時点のものにアップデートされました。
今回は、オーペナで予想される各選手の成績を筆者の検証結果から推定し、ランキング形式でまとめていきたいと思います。後編は野手編です。
検証の詳細についてはこちらの記事をご覧下さい。


2.打率

投手編に引き続き、球団間の戦力差が推定値に及ぼす影響を抑えるため、変数「対防御率」および変数「対失点(対数)」は12球団の平均値で計算しています。

それでは早速ランキングに移ります。


5位 柳田 悠岐(ソフトバンク) .287
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基礎能力こそ優秀ですが、特能が微妙なこともあり、実績を考えるとやや物足りない結果となりました。それでも十分強いです。


4位 佐野 恵太(DeNA) .290
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3位 近藤 健介(日本ハム) .293
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両者ともにアベレージヒッターが結果に強く影響しています。打率といえばやはりこの特能です。


2位 鈴木 誠也(広島) .295
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柳田選手と似たような能力値ですが、流し打ちとサヨナラ男のプラス分で鈴木選手が上回りました。それでも現実の成績と比べるとやや物足りない印象です。


1位 吉田 正尚(オリックス) .312
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基礎能力・特殊能力ともに優秀で、こと打率においては他の追随を許さない能力です。本人の特徴をしっかり捉えている美しい能力値だと思います。


上位15人の推定値は以下のとおりです。参考までに、2021年レギュラーシーズンの成績も載せておきます。

順位
選手名
球団
推定値
2021
1
吉田 正尚
.312
.339
.027
2
鈴木 誠也
.295
.317
.022
3
近藤 健介
.293
.298
.005
4
佐野 恵太
De
.290
.303
.013
5
柳田 悠岐
.287
.300
.013
6
桑原 将志
De
.286
.310
.024
7
大島 洋平
.284
.292
.008
8
坂倉 将吾
.283
.315
.032
9
近本 光司
.282
.313
.031
10
宮﨑 敏郎
De
.278
.301
.033
11
菊池 涼介
.276
.277
.001
12
青木 宣親
.270
.258
.012
13
岡本 和真
.270
.265
.005
14
村上 宗隆
.269
.278
.009
15
塩見 泰隆
.269
.278
.009


3.本塁打

他の指標と比較すると、やや顔触れに変化のあるランキングとなりました。


5位 山川 穂高(西武) 31.7本
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完全なる本塁打特化型の選手です。成績低下に伴い、だんだんと能力も寂しくなってきました。


4位 タイラー・オースティン(DeNA) 34.5本
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見た目からホームランバッター感の漂う能力です。ただ、実際のオーペナではケガしにくさFが弱点となります。


3位 山田 哲人(ヤクルト) 38.2本
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パワーヒッターをはじめ、本塁打に強く影響する特能を複数所持しています。基礎能力の見栄えはイマイチですが、隙のない能力値です。


2位 岡本 和真(巨人) 46.0本
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禁断のパワーヒッター+広角打法持ちで、推定値は46本と実績を大きく上回る値を記録しました。ミートとパワーをもう少し下げれば現実の成績に近くなるのかなと思います。


1位 村上 宗隆(ヤクルト) 53.7本
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現役選手の中では今作No.1のバッターです。年齢も若いのでペナントではほぼ間違いなく無双します。


上位15人の推定値は以下のとおりです。

順位
選手名
球団
推定値
2021
1
村上 宗隆
53.7
39.0
14.7
2
岡本 和真
46.0
39.0
7.0
3
山田 哲人
38.2
34.0
4.2
4
T・オースティン
De
34.5
28.0
6.5
5
山川 穂高
西
31.7
24.0
7.7
6
鈴木 誠也
31.5
38.0
6.5
7
L・マーティン
30.7
27.0
3.7
8
J・サンズ
28.6
20.0
8.6
9
中田 翔
28.5
7.0
21.5
10
佐藤 輝明
28.2
24.0
4.2
11
杉本 裕太郎
26.3
32.0
5.7
12
K・クロン
26.1
6.0
20.1
13
丸 佳浩
25.6
23.0
2.6
14
T-岡田
24.9
17.0
7.9
15
大山 悠輔
24.9
21.0
3.9


4.長打率

以降の指標では順位に大きな変化は見られませんでした。特に上位陣はメンバーが固定されており、長打率出塁率に相関関係があることが分かります。


5位 吉田 正尚(オリックス) .504
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本塁打部門では上位15人からも漏れましたが、長打率部門では多くのスラッガーを抑えて5位にランクインしました。現実の成績と比べるとやや物足りなさは残りますが、それでも十分な再現度だと思います。


4位 山田 哲人(ヤクルト) .524
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3位 岡本 和真(巨人) .538
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2位 鈴木 誠也(広島) .544
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1位 村上 宗隆(ヤクルト) .577
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長打率に強く影響するパワーヒッターを所持する4選手がそのまま上位4人にランクインしました。紛うことなき大正義特能です。


上位15人の推定値は以下のとおりです。

順位
選手名
球団
推定値
2021
1
村上 宗隆
.577
.566
.011
2
鈴木 誠也
.544
.639
.095
3
岡本 和真
.538
.530
.008
4
山田 哲人
.524
.515
.009
5
吉田 正尚
.504
.563
.059
6
T・オースティン
De
.499
.605
.106
7
柳田 悠岐
.489
.541
.052
8
丸 佳浩
.453
.495
.042
9
杉本 裕太郎
.451
.552
.101
10
L・マーティン
.441
.500
.059
11
坂本 勇人
.437
.467
.030
12
佐野 恵太
De
.436
.466
.030
13
Y・グラシアル
.432
.457
.025
14
桑原 将志
De
.431
.474
.043
15
大山 悠輔
.429
.453
.024


5.出塁率

予想通り選球眼持ちの選手が上位を独占しています。


5位 タイラー・オースティン(DeNA) .383
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4位 柳田 悠岐(ソフトバンク) .392
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3位 村上 宗隆(ヤクルト) .393
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2位 鈴木 誠也(広島) .407
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1位 吉田 正尚(オリックス) .419
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吉田選手が打率部門との二冠を達成しました。ランキングの上位をパワー型の選手が占める中で孤軍奮闘の結果です。


上位15人の推定値は以下のとおりです。

順位
選手名
球団
推定値
2021
1
吉田 正尚
.419
.429
.010
2
鈴木 誠也
.407
.433
.026
3
村上 宗隆
.393
.408
.015
4
柳田 悠岐
.392
.388
.004
5
T・オースティン
De
.383
.364
.019
6
山田 哲人
.377
.370
.007
7
近藤 健介
.377
.413
.036
8
岡本 和真
.375
.341
.034
9
佐野 恵太
De
.372
.376
.004
10
宮﨑 敏郎
De
.371
.353
.018
11
桑原 将志
De
.363
.369
.006
12
坂本 勇人
.361
.359
.002
13
大島 洋平
.359
.345
.014
14
近本 光司
.358
.354
.004
15
丸 佳浩
.356
.365
.009


6.OPS

前述のとおりランキングの顔触れに変化がないため、推定値のみを紹介します。
2021年に一躍ブレイクを遂げた杉本選手とケガで規定打席未到達のオースティン選手を除けば、概ね現実の成績と同水準という印象です。

順位
選手名
球団
推定値
2021
1
村上 宗隆
.970
.974
.004
2
鈴木 誠也
.951
1.072
.121
3
吉田 正尚
.923
.992
.069
4
岡本 和真
.914
.871
.043
5
山田 哲人
.901
.885
.016
6
T・オースティン
De
.882
1.006
.124
7
柳田 悠岐
.881
.929
.048
8
丸 佳浩
.809
.860
.051
9
佐野 恵太
De
.808
.842
.034
10
坂本 勇人
.799
.826
.027
11
杉本 裕太郎
.795
.931
.136
12
桑原 将志
De
.794
.843
.049
13
Y・グラシアル
.783
.817
.034
14
L・マーティン
.782
.855
.067
15
近本 光司
.781
.795
.014


7.最後に

プロ野球も気づけば2022年シーズンが開幕し、パワプロ新作の発売日も迫ってきました。おそらくパワプロ2020の記事も今回で最後となります。
筆者のモチベーションが続けば、今後も定期的に記事を更新していく予定ですので、また当ブログに足を運んでいただければと思います。

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!